coff-cold’s blog

映画と洋楽とXboxとアニメがあれば・・・

映画レビュー 005 「キャリー(2013版)」ネタバレあり

Coffです。今回はキャリー(2013)リメイク版の感想です。
ネタバレありまくりなので、これから観る人はご遠慮下さいませ。

オリジナルのキャリー(1979)は観てないんです。
スティーブン・キング原作、ブライアン・デ・パルマの超有名作ですが、
主演のシシースペイセクがリアルにいじめられそうなお顔なんで、
可哀想+怖いので今まで観た事なかったんです。

70代後半から80年代半ばまでホラー、オカルト映画の全盛期の
有名な作品結構観てるんですが(エクソシストオーメン、13日〜等)
これは避けてました。やっぱシシースペイセクが怖いから・・・。
いや、良い女優さんですよ!でもこの映画だとね・・・。

しかし今回もすんなり観たくなった訳ではなく、三点ほど気になる点がありました。

一つ目はキャリー役がクロエ・グレース・モレッツ

最初にキャリーリメイク版のポスターのクロエを見てカワイイじゃん!
それじゃキャリーにならないじゃないか!と思ってました。
でも、イコライザー(2014)の彼女が良かったので彼女版のキャリーは
どんな感じなのか興味が湧き、Amazonでポチり。

二つ目はオリジナルを観てなくても知ってる超有名なストーリー

映画のクライマックスの豚の血バケツ。
結局、キャリーがプロムで浴びてしまうのはわかりきってるので、
そこへ至るまで観るのが退屈なのでは?と心配が。
でも観てたら一時間程でプロムまでテンポ良く進んだのでそこはまあまあ。
オリジナルもこのくらいのペースなのかな?観てないからわからんけど。

三つ目はオリジナルを観てなくても知ってる超有名な恐怖のエンディング

オリジナル公開時は観客が驚いたであろうエンディングも
すっかり有名になってしまってるので、
今回はどうするの?オリジナル超えられるの?当然気になりました。
で、観てみましたが、BDは劇場公開版と
もう一つのエンディングの2パターン収録。
う〜ん、どっちも弱いな〜。きっと製作陣もいくつか考えたんでしょうが、
でも弱い、オリジナルそのままは今時通じないだろうし・・・。

そうなるとなぜリメイクしたの?と考えてしまう。
サイコのリメイクも猿の惑星も同様に、偉大なオリジナルがあるのになぜに?
今回のキャリーは今の若い子達はオリジナルの存在もあまり知ってないだろうし、
クロエ・グレース・モレッツでヒットを狙ったのかな?
サイコキネシスのシーンも今なら当時とは比べ物にならない位のモノが作れるから?
どこらへんに勝算があったのかは分からないけど、楽しめない作品ではないかな。
もはやホラー映画はマンネリだし、この映画も怖くはないけど、どうにか
クリエイターさん達には足掻いてもらって今後も怖い映画を作ってもらいたいと思う。

結局、気になった点はあまりクリアされず、特に良かった点も無い印象。
キャリー?タイトルは聞いた事ある・・くらいな人に観てみれば?と勧めれる作品。
オリジナルにあった怖さとか驚愕のエンディングは求めないならいいんじゃない?

映像          3.5点(今ならこんなものかなの印象) 
音楽&音響       2点  
キャスティング     4点(先生とジュリアンムーアは良かった)
脚本          2.5点(前作は高得点だろうけど今回は誉める点が無いかな)
総合          3点

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映画レビュー 004「ガフールの伝説」

Coffです。

今回はザック・スナイダー監督のCGアニメーション作品
ガフールの伝説2010年 です。
以前から少し気になってた作品だったのですが、
現在公開中のバットマンVSスーパーマンの監督で
Amazonで3Dブルーレイがセール中だった時に購入してみました。

見終わった感想はフクロウ版ロードオブザリングでした。
純血団のアジト?のシーンや女性コーラスのBGMはかなりロードオブザリングしてました。
オウルシティの曲がロードっぽさから違うイメージに変換してくれてます。
(なんでオウルシティ?って思ってましたがオウルは梟なんですね。知らなかった(笑))
あと冒頭の3羽で編隊組んで追いかけてくるシーンはスターウォーズのオマージュだと思うけど、
他にわかり易いオマージュなシーンが無かったから(気がつかなかった?)どうなんだろ?

映像7割 物語3割な印象なので最低限ブルーレイ。
環境があるなら3Dで観る事をお勧めします。
ですが、3Dテレビって絶滅危惧ですよね(´;ω;`)

ストーリーは似た様な感じのヒックとドラゴンと比べるとヒック〜の方が
良く出来てる。ガフールはいろんなキャラの説明やその後が十分に描かれていない。
あとキャラがほとんどフクロウなので見分けがつかない。声で判断しないと。

300の監督だけあってフクロウでも戦闘シーンはカッコイイですw
スローモーションのシーンは特に美しいです。

あとエンディングの切り絵っぽいCGが3Dで見るとかなり良い感じ。

映像は一見の価値あり・・・だけどお薦めもしません。
個人的には嫌いじゃないけどね。

映像       5点 観るなら3D!でも厳しいですね。2Dでも綺麗ですよ。2Dなら2.5点
音楽&音響    4点 壮大なオーケストラ&オウルシティの曲が上手く使われてた。 
キャスティング  3点 有名俳優起用でも声だけだとよくわからんw
脚本       2点
総合      3.5点

映画レビュー 003 アメリカン・ハッスル (ネタバレ有)

Coffです。
今回はデヴィッド・O・ラッセル監督のアメリカン・ハッスル(2013)の感想など

アメリカで起こった収賄事件を基に作られているそうですが、
アカデミー賞常連のスタッフ&俳優陣なだけあって安定感抜群ですね。

実話ベースとはいっても重い作品ではないので気軽に観れます。
作品中の人物達はそれぞれ生活や目標の為に騙したり協力するのですが、
脚本がユーモラスでどこか憎めないキャラばかりです。

アーヴィン役のクリスチャン・ベールはホントに優れたカメレオン俳優で体重やハゲ頭の外見だけでなく
キャラの雰囲気をちゃんと醸しだしていてブルース・ウェインを演じた同一人物とは思えないです。
ブラッドリー・クーパージェニファー・ローレンスエイミー・アダムスもすばらしいですが、
後半に出てくるデ・ニーロの存在感はやはり凄い。超怖いw
デヴィッド・O・ラッセル監督は全ての登場人物を生き生きさせるのが上手ですね。

ストーリーも中盤は結局どうなっちゃうのかわからないし、後半は盛り上がります。
ラストはあの人がもう少し悪い奴だったらスッキリできたかな~とも思います。

あと2010年代の映画観てるのを忘れるくらい70年代してましたね。
ファッションに車や電気製品や町並みと髪型(これが重要w)も
音楽もよかったです。私も掃除する時は「Live and Let Die」かけよう。

映像          4点 
音楽&音響      4点  
キャスティング     5点 
脚本          4点
総合          4点

amzn.to

映画レビュー 002 ウォールストリート (ネタバレ有)

Coffです。GEOで580円で買ったウォールストリートの感想をさくっと。

店頭で580円安っ!と思って買ったけど、うん、妥当な値段だね。

**正直かなりガッカリな作品。**

ストーリーはほぼ想像がつく内容だし、マイケルダグラス以外のキャストがいまいちで、
特に主人公には最初から最後まで共感出来ない。
ジョシュ・ブローリンも敵としては弱い感じだし、物語の軸になるゲッコー(マイケルダグラス)
の娘もなんでそんなに親父が憎いのに恋人がトレーダーなの?
主人公もゲッコーと娘の仲を取り持とうとするけど逆に手玉に取られるの展開は容易に想像つくし、
最悪なのはエンディングで娘も主人公もゲッコーに騙されたけど孫に会いたいから許してって
言われて許しちゃって最後は仲良くハッピーエンド。
なんなのコレ?このしょうもない親子喧嘩見させられただけの映画でした。

メイキングで前作のゲッコーに憧れてトレーダーになった人がいるって話がが出てたけど、
ホント前作のゲッコーは悪いけどかっこよかったのに今回の老いっぷりに幻滅です。
あと摩天楼のシルエットを株価のチャートに準えた映像とかバイクでの競争シーンとか、
オリバーストーンってあんまりかっこよく魅せるの上手くないなぁ。
エニィギブンサンデーでもそんな事思った気がする。

映像       3点 
音楽&音響    2点  
キャスティング  2点 マイケルダグラスのみ あ、チャーリーシーンが一瞬出るサービスは◯
脚本       1点
総合       2点

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映画レビュー 001 「ジャイアンツ」1956年

どうもCoffです。
今回は2014年4/26日にブルーレイが発売した、
映画『ジャイアンツ』のブルーレイ版レビューです。

この映画は私の生涯ベスト10に入る超フェイバリットな作品です。
因みに私の映画レビューはよほど新しい映画以外は
ネタバレを含みますので、気をつけて下さい。


ストーリーはザッと書くと
テキサスの大牧場のベネディクト家とその家の元使用人ジェットの物語。

今回のレビューはストーリーや映画自体の感想ではなく、
ブルーレイフォーマットとしてのジャイアンツについて書いていきます。

まずはなんと言っても気になる映像ですが、まあそこそこです。
60年位前の映画ですから私もそんなに期待はしてませんでしたが、
元はフィルムでそこから修復しているのでしょう。
フィルムの傷などは無く丁寧に修復しているなと感じます。
過去のDVD版では気にならなかったシーンによっての
ボケ具合等は残念ながらBDだとハッキリ差が出て結構気になります。
この辺りはもう仕方ないのでしょう。

音声についても、そこそこですね。しかし日本語音声は
初めて私がTVで観た時のTBS版で収録されていて良かったです。
洋画は絶対に字幕派な人にも一度は日本語版も試して下さい。
野沢那智版ジェットはサイコーです。
デニスホッパーが池田秀一だったり結構豪華です。
長い映画なんで吹替え入れたりすれば、
やはりBDの容量は必要でしょう。
しかしこの先BDに替わるメディアが現れても昔の映画は
その恩恵を受けないのだろうとも、このBDを観て感じました。
買って良かったと思ってます。

ジェームス・ディーンファンなら主演3部作セットがお勧めです。

最後に評価5段階で
映像    3 (丁寧な修復ですがやはり今観ると・・・)
音     4 (吹替え版が良かったので)
音楽    5 (ジェットが自分の土地を一人で歩く時の曲とか良いんです)
脚本    5
キャスト  5

総合で  4.8 あれ?生涯ベスト10な作品なのに5点つけれなかった。

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